親による管理権の行使が「子どもの利益を害する」ときの対処

2014年9月5日 / 未分類

親権とは、子どもの養育と財産の管理に関する権利のことです。一般的に夫婦が離婚する際には、どちらか片方が、この権利を持つことになります。日本では多くの場合、母側に渡されます。子どもには母が必要との道徳観念のもと、たとえ母側に十分に養育できる経済力がなかったとしても、父側が養育費を支払うという形で、母側に権利が渡されるのです。しかし母側が、あまりにも子どもの利益を害する場合には、管理権喪失となることがあります。


母側の権利が剥奪されて父側に移されるのです。たとえば子どもに暴力をふるったりネグレクトをしたり、子どもが相続などをした個人的な財産を勝手な理由で使い込んだりした場合です。もちろん父側が管理権を有している場合も同様です。さらに、離婚していない家庭で父母双方による虐待や管理権の悪意による行使が発覚した場合は、双方が権利を失うこともありえます。その場合、子どもは児童養護施設などが保護することになります。親権とは、基本的には血のつながった父母が持つものですが、根本にあるのは子どもが健全に成長するための権利です。その権利を守ることができないのであれば、いかに血がつながっていても親権を持つことはできないというわけです。

コメントは受け付けていません。

TOPへ戻る