未成年後見人を監視する役割

2014年9月5日 / 未分類

未成年者は、通常父母などの親権者によって養育や監護を受けますが、親権者が死亡するなど何らかの事情によってその環境を失った場合には、家庭裁判所に選任された未成年後見人がその親権者に代わる者となります。この未成年後見人は、未成年者の生活の世話をしたり、本人に代わって財産を管理したり、各種契約などの法律行為を代理して行ったりする権利と義務を持ちます。未成年後見人は、家庭裁判所が後見人として最もふさわしいとされる人物を、審理の上で選任します。


また、裁判所は選任後もその後見人を監督する権限を持っており、定期的に後見人から裁判所への報告を求めるなどして、後見人がその職務を正しく行っているかを監視しています。その他、裁判所の未成年後見人への監視をサポートする存在として、第三者が選任されることがあります。これを未成年後見監督人と呼びます。この後見監督人には、弁護士や司法書士などの専門職に就く者が選任されるケースが多く、この監督人が選任された場合は、後見人は監督人に対して、後見人として行った職務の内容を定期的、あるいは随時、この監督人に対しても報告しなければなりません。これらはすべて、未成年者の権利をより厳重に保護するための制度です。

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